料理ってめんどくさいなぁー。簡単においしくできないかなぁ。と思いませんか?
僕は1人暮らしで、将来の貯金のことも考えて食費は月1万と決めました。
面倒くさがりで、節約したいので、安く、手間をかけないご飯を作るようにしています。
しかもおいしいものを食べたい笑
そこで活躍してくれている低温調理器についてのお話です。
この記事では
- 低温調理ってまずなんのこと?
- 食費が安くなる理由は?
- どうせ面倒くさいんでしょ?手間じゃないの?
という疑問に答えながら、
僕が食費において意識していることや、低温調理をすると肉がおいしくなる理由、
実際にやっていることをお話していきます。
僕は大学生の時から1人暮らしをして、最初は料理ってめんどくさいし、弁当や総菜を買えば良いやと思っていました。
でも欲しい服やモノが出たときに銀行口座を見るとまったく貯金できてないんです。
どうすれば貯金を増やせるのか考えたところ、1番簡単そうな食費でも削ってみるかと、月1万の生活を始めました。
そんな僕が月1万で食費を抑えるために5年間愛用している低温調理器についての話をします。
もしよかったら参考にしてみてください。
基礎知識:低温調理とは?定義
低温調理という言葉自体は聞いたことがあるのではないでしょうか?
あまり詳しい定義はないみたいです。ひとまずは以下のように言われています。
低温調理とは、「低い温度(50~70℃ぐらい)のお湯の中で食材をゆっくり加熱する調理法」です。
70℃は低い温度なのか?という疑問もありそうですが、このまま進めます。
起源ですが、もともとは料理人が肉を低温に長時間さらすと肉がやわらかくなるという経験からのようです。
昔の人はやわらかくなる理由もわからないのに、己の技術で勝負しているのはすごいと思います。
現代では、やわらかくなる理由もきちんと解明されています。
食材のうまみや栄養素を逃さず調理でき、スイッチ1つで料理を作ることができるようになり、非常に便利ですね。
機械が制御してくれるので、「前に食べた感じの食感が良いな」となった時に何度も繰り返すことができるのが良い所ですね。
食費を抑えられる理由
それはずばり手間がなく、安い肉をおいしく変えてくれるからです。
焼くや煮るなどはどうしても火力の調節をしないと焦げたり、煮こぼしたりすることがありますよね。
低温調理はそんな手間もなく、温度を設定してその中に具材をぶち込むだけ。
スタートを押して待つという点ではほぼ炊飯器です。勝手にご飯が炊けるように、置いておくだけでおいしいおかずの出来上がり。
またスーパーで最安である鶏むね肉が、なんと最上級においしい肉に変化するんです。
最近は塩ラーメンなどの上に載っているやわらかいお肉ありますよね?
ほとんどが低温調理された鶏むね肉なんです。
メイン料理としても、サラダにいれてもおいしいんですよ。
やわらかく、おいしくなる理由
なぜ肉が柔らかくできるのか?
それはタンパク質の変性をコントロールできるからです。
変性って?どういうこと?
牛肉でも鶏肉でも、肉を高温で加熱し続けると硬くなりますよね。
これはタンパク質の筋繊維とコラーゲンが加熱によって縮んでいる状態なんです。
低温調理はこの筋繊維とコラーゲンが収縮しない温度と時間で加熱することで、やわらかいお肉を作り出せるのです。
さらに低温調理した肉は、素材の味がより強いような気がします。
食材自体の水分が飛びにくいからうまみが残っているんですね。
低温調理法と注意点
実際、低温調理は火力を調節するなどの手間がないため調理法としては簡単です。
とはいえ、低温調理にもおいしく仕上げるための注意点があるので説明します。
選ぶ鶏むね肉
僕は主に食費の削減という面で、低温調理器を使います。
そのため8割が鶏むね肉の調理につかっています。
低温調理器の良い所として、素材の味を生かすことが挙げられますが、いい所でもあり、悪い所でもあります。
以前に国産よりも安いブラジル産(だったかな?)低温調理しました。
その時は臭みがダイレクトに伝わってしまい鼻が拒絶していました。
あんまり新鮮じゃなかったのかもしれないです、、
そこでやっぱり使うなら、せめて国産の鶏肉がおすすめです。
ブランド鶏のじゃなくてもおいしくなるので。
僕は安い業務スーパーの鶏むね肉で国産のものを使うようにしています。
安くてうまいですからね。国産のもので新鮮あればオッケーです。
最適な温度とは?
低温調理で美味しく仕上げるために重要なことは2つ、温度と時間だけです。
食材に合わせた温度と加熱時間が食感と味を決めるのは言うまでもないでしょう。
どうすれば適切な温度と時間がわかるのでしょうか?
食材の温度と調理時間は、BONIQの低温調理加熱時間基準表が肉の種類と厚さによって詳しくまとめてあります。
これを参考に僕も時間を決めています。
調理
実際やることはほとんどありません(笑)
鍋、低温調理器、ジップロックと食材を用意して、温度と時間を設定して放置するだけです。
僕がよく食べる鶏むね肉なら、ジップロックに入れて、60℃を1時間設定します。
待っているだけで、しっとり柔らかな鶏むね肉が勝手に出来上がります。
まとめ
低温調理を使うことで、鶏むね肉で食費を抑えることに成功しています。
手間もないし、おいしいし、貯金も貯まるしで、面倒くさがりな僕にはピッタリな調理家電でした。
放置している間に動画や本を読んだり自分の時間も作ることができますね。
楽して節約できる調理家電。みなさんも試してみてはいかがでしょうか?